現在の耐震診断は、建設省住宅局監修の「簡易耐震診 断」あるいは「精密耐震診断」に準拠したものが広く行わ れています。 これは、 A 「地盤・基礎」 B 「建物の形」 C 「壁の配置」 D 「筋かい」 E 「壁の量」 F 「老朽度」 を、各項目ごとに評点を付けてから総合評点を求め、 耐震改修の必要性の有無を判断するものです。
この耐震診断は、建物の耐震性能を簡便に把握するの にすぐれた手法ではありますが、これだけではわからな い問題もあります。
<現在の耐震診断の課題>
現在の耐震診断に加え、動的耐震診断を行うことで、 現在の耐震診断の課題を解決することが出来ます。
<動的耐震診断システム>