接合金物で補強された筋違い耐震壁の強度実験結果 |
|
(最終報告書) 1997年5月31日 中部大学工学部建築学科 片岡研究室 |
|
1. 実験目的 |
|
在来工法の筋違い耐震壁の性能向上のために考案された、コーナー補強金物の効果を明らかにすることを目的 |
とする。この補強金物は耐震壁の 柱 − 土台 − 筋違い、及び 柱 − 土台 − 筋違いを一体的に緊結 |
するもので、コーナーの強度と剛性を高め、耐震壁の強度と変形性能を向上させるために開発された。 |
|
2. 実験方法 |
|
実験装置の詳細を 図1 に示す。 実験は桁を水平力によって押し続ける静的加力試験と、押し引きを繰り返 |
す、繰り返し加力試験の2種類の試験法によって行った。加力は両試験とも変位制御とし、加力速度は、 |
0.1mm/sec とした。 |
|
|