2012 日経リフォーム&インテリア展示会を終えて



日経リフォーム&インテリア2012


 9月21〜23日(日)の3日間、東京ビックサイトで開催されました日経リフォーム&インテリア展示会は無事終了いたしました。地震対策コーナー弊社ブースにお立ち寄りいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。3日目は朝から雨天。3日間の来場者数は昨年より若干少ない30,713名と報告されました。

 今回の地震対策コーナーへの都選定工法の出店は9社。皆様に耐震補強に関しての現状を説明しますと、地震に関する報道に比較して住宅耐震補強に関しての情報は少なく解り難いという指摘が多くありました。確かに拡大する想定地震に対して耐震補強についての情報は少ないと思います。今回の大地震では震度6弱で耐震補強住宅が倒壊しましたが、現在の補強基準で本当に安全か否かという疑問は当然持たれています。耐震補強はもっと一般の方々に解りやすく報道される必要もあるのではないでしょうか。

 9/24朝刊にM8.0 級の「関東地震」が約2000〜4000年前の2000年間に少なくとも5回起きていたと報道されました。確実に大地震が発生し続けている地震大国日本。世界を震撼させた東日本大震災を教訓にして、この悲劇を繰り返さない為にも現行補強基準の安全性を検証し、少なくとも今後予想される震度6強に耐える対策が必要ではないかと思います。前記のように東日本大震災では補強木造が震度6弱以下で全壊。又、津波の問題も出ていますが倒壊しては避難もできません。さらに、予想巨大地震では公共施設も大きな被害が当然考えられ、被災後に残る住宅を増やすことが必要です。その為には、より確実な補強効果を持つ耐震補強を進めなければなりません。本来木造は地震に対して非常に有利な構造です。私は、木造被害が大きいのは基準法の耐震基準が低いことと、強度計算の値が出ていないことが要因だと考えます。これは耐震補強も同様。木造は弊社のSANJKUの試験からも、簡単な施工でツーバイフォーの2.5倍以上の耐震性能にすることが出来ますし、又、大きな靱性特性は計算値以上の耐震性能を持つことになります。一方、剛構造化した現在の木造の補強には余裕が必要ですが、その補強強度が低いことから被害が出ているといえます。今後は少なくとも基準の1.5倍以上、その補強効果の確認が重要と言えます。最近のデータでは、被災後の家屋補修に約600万円の費用が必要だったと報告されています。今後の想定大地震は直下型も多く今回以上の強い揺れで建物被害は甚大。今後、耐震補強は予想地震に安全域を持つ確実な効果の補強が重要といえます。「備えあれば憂いなし」。あなたの住まいは本当に安全と信じられますか?あなたの住まいに、あなたの命と財産を託せますか? 予想地震規模等は次第に大きくなっています。今回の展示会を通じて、皆様の住まいを予想震度に対応する確実な地震対策で、少しでも安全な住いにしていただきたいと思います。耐震補強はどれも同じではありません。補強効果、費用対効果を確認した納得のいく補強があなたの住まいを守ります。

 弊社開発のSANJIKUは、接合部補強と木材特性を生かす複合効果で、躯体耐震強度を変えた新築・既存に施工可能な高耐震、安価・信頼性を重視した独自の工法です。従来の1/2以下の費用で2倍以上の耐震性能が可能、補強効果は動的診断で確認ができる高い信頼性の補強工法です。
 本当に効果のある補強で、本当に住まいを高耐震性能にして生命・財産を守る高耐震性能補強を提供し、多くの皆様を守る信頼の耐震補強を進めます。

サンジクについて詳しくは HP http://www.t-sanjiku.jp をご覧下さい。


2012/09/28

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