株式会社 丸久  (旧 合資会社  丸久材木店)        

509-0214 岐阜県可児市広見830番地の1
п@0574−62−0025 Fax 0574−63−5125

当社の理念は、「木」は地球と共に生きる私たちの「宝物」だと思います。
そして「住まいは住人の生命と財産を守る器であると同時に住人の文化そのものだと思います。
それ故「木」を大切に永く住める価値有る「住まい」、創り手の顔の見える「住まい造り」を提案いたします。

私は、3代目の材木店として木材・建築に関わってまいりました。「耐震王三軸 SANJIKU」は、阪神大震災の現場を検証し木造の高耐震化を目指して開発した耐震工法の金物です。今回の地震では、倒壊による圧死が多いとの報道ばかりで、木造は地震に弱いと認識されたと思います。しかし、私が試験を通じて思いましたのは、木造が地震に弱いのではなく現在の建築基準法・木造のシステムや建築業界が木造を弱くしてきたのではないかと言う事です。木材は最も優れた材料ですが天然資源。樹種・産地等で強度のバラつきがあることから基準強度が厳しく抑えられています。その結果、他の構造材と比較して大きな余裕を持ちます。木を単純に他の工業品同等に考えた結果ですが、その余裕が大きい為に、構造は最低基準を維持できる迄脆弱化し、つーバーフォート同じように剛構造化。国を挙げて、日本の住まいをコストダウンが目的の軸組工法へ移行させたようと思います。そのグローバルスタンダードはツーバイフォー。しかし、住まいは文化であり日本人の心であることを皆忘れていたように思います。大正時代に造られた木造が残ったと紙面で報道されましたが、明らかに現在の木構造が劣っていたということです。先人の知恵を生かすことなく、単に構造計算とコスト・単純化されてゆく住まいからは、優れた感性・人間性・創造性は生まれないのではないかと思っています。日本の木造は本来、棟梁・職人の持つバランス・美的感覚などの感性と・建物を作るという明確な責任感で造られてきたと思っています。現在の木造は全体構造の余裕が少なく、強い揺れや衝撃に非常に弱いと考えます。その為、本来構造材に余裕があれば耐えられる揺れにも大きな被害を生じているのです。木造の欠点を補い長所を活かせば、現在の木造でも大きな耐震性をもたせることが可能です。中部大学の試験でもツーバイフォーが地震に強いのではなく、木造も十分な強度を持つことがお分かりいただけると思います。木造の耐震補強も同様に、各部位にこだわった補強が多く躯体全体を見据えた補強が少ないように思います、SANJIKUはこの倒壊要因となっている通し柱と桁などの接合部の補強と筋交いの突き上げ力を緩和し、さらに張り耐力を活用することで従来と同じ構造で大きな耐震性を実現します。わが国の木造の基本は柔構造。一方、単純に接合部を緊結したのがツーバイフォーと同様の軸組工法。金物の強度に頼る構造となり、木材の靱性特性を生かす強度バランスを無視した補強で、躯体強度も無い為に簡単に倒壊すると思います。本来必要な耐震性は2.0倍以上。木造を単に倒壊を防ぐとする補強ではなく、国は国民に本当の安全・安心を提供する安価・簡便な補強工法の開発を進めるべきだと思います。

事業内容
 建築資材・一般木材販売、資材販売、耐震金物「耐震王三軸 SANJIKU」開発・販売元
  住宅設備機器・耐震診断(動的耐震診断・静的耐震診断)

E-mailアドレス info@t-sanjiku.jp

    「耐震王三軸」「トライアングルサポート工法」高耐衝撃工法「SANJIKU・AKIRA工法」

●「耐震王SANJIKU」「SANJIKU・AKIRA工法」は本物の家造りを目指す弊社のオリジナル工法です。